相続対策もいいけれど、老前整理も忘れずに

 

『弘兼流 60歳からの手ぶら人生』
という本を読みました。

課長島耕作などの作者として有名な弘兼さんがはじめた
『老前整理』のことを書いた本です。

 

 

40代の僕は対象読者には入っていないはずです。

でも、社長さんの退任や相続を支援させてもらう身として、
すこしでもご当人の感覚に近づこうと
こういった本も手に取るようにしています。

 

捨てて変化しよう

 

弘兼さんのメッセージは「身軽になろう」です。

そのために捨てることも推奨しています。

身の回りの溢れたものから、さらにはプライドまで。

特に響いたのは
「捨てられない人は、
今の生活をずっと維持したいと思っているから」
との一文です。

確かにそうだなぁ、と。

せっかく手にした心地よさを
手放したくないというのは本音でしょう。

ただ、現実は非情です。

そんな本人の想いは考慮してくれません。

年齢を重ねや社会が変わるのですから、
本人だけ変わらないわけにはいかないのです。

それに抗おうと変わらなければ、
だんだんと苦しくなっていくでしょう。

思い切って捨てていくことで、
よりましな未来が待っているのではないでしょうか。

捨てることは変化することなんですよね。

 

 

本書はどちらかといえば
サラリーマンだった人にむけてかかれた本でした。

でも社長にだって大概あてはまります。

たとえば、過去のサラリーマン時代の肩書を
いつまでも引きづって煙たがられている人の話が
載っていました。

定年になってまで「〇〇社の営業部長だった」と。

同じような人は、社長や元社長にもいらっしゃるものです。

我を張りすぎると痛々しく、
最終的には孤立してしまいます。

何度かそういうケースを目にしましたが
それはかわいそうでした。

会社やそれに付随することがらの整理については
僕にお任せいただければ。

他の部分の整理のやり方のレクチャーは
この本に譲りましょう。

不要なものを捨てて、
身辺や生活を上手にダウンサイジングし、
さらに人生を楽しんでもらいたいですね。

 

『弘兼流 60歳からの手ぶら人生』(海竜社)

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