継ぐスタ応援セミナーで気づいた「継業のポイント」

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先日登壇した、日本政策金融公庫の『継ぐスタ応援セミナー』。

100名以上の方から参加申し込みがあったそうです。

個人による会社買収は、思ったよりも注目されているのかもしれません。

 

第一部では奥村が講演を行いました。

その後、実際に継業をされた3名の社長を交えてのパネルディスカッションをコーディネートさせていただきました。

また、終了後には公庫のご担当さんたちとささやかな懇親会もありました。

 

イベントを通じて面白い話をいろいろ聞くことが出来ました。

これから継業を考える方に参考になる話もあると思うので、シェアしたいと思います。

 

①先代社長と一緒に働く問題

先代社長は、後継者社長からすると厄介な存在となることがよくあります。

社長の座を譲ったのに、それまでと変わらない振舞いを続け、後継者はすごく経営がしづらくなってしまったり・・・と。

ゆえに、セオリーとしては、先代社長が会社に残る時間は極力短いほうがいい、となります。

 

しかし、小さな会社では、後継者が現場の仕事も覚えなければいけない場合が多々あります。

純粋に経営だけをすればいいということには、なかなかなりません。

もし現場の仕事まで教えてもらおうと思えば、通常時間がかかります。

このあたりはとても悩ましいところ・・・

 

継業経験者の皆さんは、先代社長と一緒にいるフェーズでは、とにかく言うことを聞いたようです。

しかし、その期間はバラバラです。

「長い間一緒に働いていたら、嫌なところが目につくことが分かっていたので、3カ月に限定した」

こんな経験談もありました。

 

なんとなくですが、後継者が女性のほうが柔軟性があって、先代社長と長く一緒にいられる傾向を感じました。

注意をしておきたいテーマです。

 

②買手の希望が細かすぎる問題

「最近、事業承継のマッチングをしていると、買手サイドの要望が細かく、具体的過ぎることがある」という話を聞きました。

当然、具体的になればなるほど間口を狭めて、ひいては継業が実現できません。

 

継業の場合は、そんなピッタリの会社が目の前に現れることはないので、ある程度の妥協は必要でしょう。

百貨店やAmazonでの買い物ではないのですから、たくさんのものの中からピッタリのものを選ぶことはできません。

 

このことについては、条件を細かくするのではなく、「自分がどうありたいか」にフォーカスすることが有効だと思います。

たとえば、「都会を離れて身の丈に合った仕事をしたい」とか。

「顔なじみのお客さんと長くお使いする事業がいい」とか。

ある種の自分が求めるフィーリングを大切にしてはいかがでしょうか。

そのフィーリングに合致するようなものから選ぶようにすれば「条件が狭すぎて解体会社に出会えない」という事態は避けられるような気がします。

 

③素直が一番だよ、問題

パネルディスカッションに登壇さらた3名の後継者社長は、皆さん素直でした。

これが一番大切なところかもしれません。

会社の数字が読めたか?という話題になったとき、「分からないので教えてくださいと、周囲の人に頭を下げまくった」といったエピソードを教えてくださった方もいました。

 

自分の弱いところを表にだすことは、けっこう難しいものです。

ましてや社長になってしまった後は特にそうでしょう。

それでも「わかりません」「できません」「ごめんなさい」と言えるか。

ここは大きなポイントになります。

事前の準備や知識武装も大切でしょうが、それ以上に大切なことは、こんな人としてのマインドだったりするのでしょう。

 

 


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