実現した事業承継の例

幕引きデザインが拓いた事業承継成功例

社長の幕引きをデザインすることで実現された事業承継(広義)の成功例をご紹介いたします。

・株価が高いときの従業員スタッフへの事業承継

血のつながりがないスタッフへ事業承継を成功させた例です。

後継者でも買い取れる会社にするコーディネートすることに成功しました。

リンク先のレポートでは、案件の進め方や奥村の会社や関係者へのかかわり方を紹介しています。

事業承継のデザイン事例(第三者後継者、株価対策、分社

・父親と息子の間に入って交通整備

長年の確執が続き、社長と後継者たる子供の間でミュニケーションが成立しなくなっていた会社の案件です。

奥村が潤滑油となり、最後は協調して事業承継を進め、後継者にバトンを引き継がせることができました。

 

・個人保証のリスクを切り離し

第三者への事業承継を進めようとしていたものの、銀行から先代の個人保証を外す同意が得られない会社の案件です。

粘り強く個人保証の解除を求める一方で、それができなかった場合の自宅等の個人資産の保全策を実施しました。

このまま個人保証が残ったまま会社が傾いたとしても、最悪の事態を防ぐ手は打っておくことができています。

 

・資金力のないスタッフへの承継

従業員を後継者することが決定していたが、その後継者の資力が不足している案件です。

事業承継のため社長から会社の株式を購入したいのですが、株価が高く、後継者の資金力ではとても購入できません。

そこで、会社の事業と資産を切り分け、事業だけを購入できるようにすることで資力がなくても事業を引き継げるようにしました。

 

・会社を分割して子供たちにそれぞれ承継

収益物件のビルを何棟か所有している会社の案件です。

子供が3名いて、事業承継をめぐり関係性がぎくしゃくしていました。

奥村は先代と子供たちの間に入って要望や不満などの感情をケア。

最終的には会社分割を使って3社に分社し、それぞれを継げるように出口をデザインしました。

 

・遺言作成から相続の整理

一族で経営をしてきたある会社では、株主関係があまりに複雑になってしまっていました。

また、外野の声がうるさく、このままでは後継者が社長を継いでも思うように経営ができません。

奥村は先代の遺言作成を皮切りに、分散した株式の集約や経営の意思決定の方法の見直しなどを実現しました。

 

・借金が大きくなり過ぎた会社の承継

息子は父親から会社を継ぐことを希望しているののの、会社の借金が相当大きくなっていることが気がかりでした。

このまま会社を丸ごと承継したら、父の作った借金をそのまま背負わされることを意味します。

そこで会社分割により、将来性のある事業を行うA社と、他の既存事業と借金を受け持つB社に分社。

息子はひとまずA社の社長に就任しました。

B社の承継については今後の様子を見て決定するつもりで、状況次第では承継を断念することも視野に入れています。

それでもA社の事業は残り、大きくなり過ぎた借金をリセットできるならば事業承継をデザインした価値はあります。

 

・事業承継前にビジネスモデルを転換

事業承継を考える年齢に社長は達しているものの、事業の劣化も気になります。

環境の変化によって売上は年々減少していて、後継者にこのまま会社を承継させれば苦しませることになってしまいそうです。

事業承継を進める前に、商売のかたちを現代のニーズに合ったものへ転換することに着手。

物品の販売のみだった収益ルートを、新たに創設した顧客ネットワークからの会費、広告料や隣接業からの紹介料にまで広げました。

 

・廃業から事業承継へ転進

「廃業したい」と奥村のもとに連絡があった会社の案件です。

ただ単純に清算するのではなく、事業を他者に譲渡してから廃業することを提案。

結果的に、価値を認めてくれた相手から、より多くの対価を受け取ることができました。

清算のやり方について税金などまで考慮し、より多くのお金を先代の手元に残すことができました。

 

各社の状況にあったおわりのデザインを

これらは私が手掛けた事業承継の一例にすぎません。

事例はまだまだあり、その出口は会社ごとでまったく異なります。

各社によって課題や状況や要望は大きく違うからです。

だから、それらをふまえて幕引きのデザインをしなければ、よりよい終わりを実現できません。