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社長個人の問題にまでかかわる事業承継というテーマ

今日はずっと神戸にいました。

一件だけ打ち合わせで外出し、それ以外は書斎で事務的なお仕事です。

契約書や企画書など、処理しなければいけない仕事が山盛りになってしまっています。

なかなか捗りません・・・

「事業承継は、社長個人の問題にも関わるからどうしたらいいのか分からない」

長野で商工会議所の経営指導員の方向けに講義をした後、名刺交換の際にこんな悩みをお聞きしました。

たしかにおしゃる通りです。

経営とか会社のことだけ考えていたのでは解決できない問題があります。

社長個人としての、資産や相続の問題、ローンや連帯保証、さらには家族問題・・・

ここまで視野を広げて考えないと、事業承継の良い提案はできません。

相談をお聞きしていたら「だから僕は事業承継という分野を選んだんだ」と、お思い出しました。

司法書士として自己破産や借金対策の仕事をやり込み、

発生した個人相続の手続きから、事前の相続対策までを手掛け、

コンサルタントになってからは、会社分割を切り口に、グループ再編や企業再生を手掛けてきました。

そんな僕の経験の積み重ねから、会社の経営から、個人としての相続まで関係する事業承継という分野を選択するのは、ある意味で自然でした。

経験が参入障壁になるので、他の人は簡単に参入できないという打算もありました。

お悩みを聞いていたら、あのとき僕が考えていたことは間違っていなかったと感じました。

ただ、今度は指導する側の役割も増えていて、すると「どうしたものか???」と悩まされます。

分野を横断しなければいけない事業承継の支援はやはり難敵です。

オールランドな力が求められます。

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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰

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