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銀行がM&A提案に必死過ぎる件

これから信州へ行き、明日は三重を回って神戸に戻る予定です。

新幹線でパソコンを開くと

「銀行がM&Aの話をしに来ると言っていますが、どうしたらいいですか?」

と顧問先から質問がありました。

またか・・・といった感じです。

銀行が融資先などに対して、M&Aでの会社売却を持ち掛けるケースがめちゃくちゃ増えています。

ひと様のウチに土足で踏み込んでくるようなときもあり、会社さんを困らせるような場面も。

本業の融資で稼げていないからかもしれませんが、あまりに必死過ぎる気がします。

手数料を稼ぎぐことに血眼になる前に、銀行そのものの存在意義やあり方を見直すべき時期を迎えていると思うのですが・・・

なお、一般論として、M&Aの仲介は融資を受けている銀行を選ばないほうがいいと思います。

手数料や成約の上手さなどは、銀行によって差もあるはずなので一概に論じることは避けたいと思います。

ただ単純に、金を借りている相手にそこまで委ねるということは、私が社長だったら気持ち悪いと感じるわけです。

債権者は命綱を渡す相手ではないと思うし、濃厚接触は弱みを握られる可能性を高めます。

要はリスクヘッジへの感覚の問題です。


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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰

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