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倒産間際の事業譲渡チャレンジ

日常生活のインフラに関する部品の
販売などをしていた
Y社のお仕事が終わりました。

 

お仕事の経路は税理士事務所からの紹介です。
当初から
「もう月末の支払いができない」
との緊迫した状態でした。

 

依頼を受けてからすぐに、
関係者への現状報告と、
今後の取り組みへの理解をもらうために
社長と長野県まで行きました。

さらに、事業の引継ぎを打診するために
石川県にも行ったり・・・。
本当に大急ぎで一気にエネルギーを注ぎました。

結果的には、
事業の引継ぎを打診した会社の社長の恩情で、
従業員さんの雇用を引継いでもらうことができました。

 

しかし、実のところ
結果としてはあまり満足できていません。

もっと時間があれば
事業そのものも引継いでもらうことが
できただろうし、
そこでお金を作って
買掛先への支払などに回せたはずだと思っています。

 

今回のケースのように、
相談に動き出すのが遅すぎるときが多いもの。

社長の感覚と、
現実のデットラインには
かなりの差があるようです。

危機を少しでも察知したら、
早めに動きだしてもらいたいものですが・・・

 

僕は最期まで見送ることなく、
Y社はこれから弁護士の指揮のもとで
破産を申立てる方針となりました。

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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は850社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』

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