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「別れるなら仲良く別れよう」・・・分社のお話

会社分割や事業譲渡などの『分社』手法の活用が
得意な奥村でございます。

なので「会社を分けたい」という
ご相談を受けるケースは多くあります。

先日も、
「関東の本社と関西の支社を別会社にしたい」
との話がありました。

 

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会社を分けたい理由は様々なのですが、
ときに内部分裂のようなケースもあります。

いわば、仲たがい。

いろいろ事情はあるのでしょうが、
「ちゃんと切り分けられるまでは協力的にやりましょう」
と言いたいところです。

たとえどんなに相手のことが嫌いであっても。

 

 

会社を分けるときには、共同の手続きが必要です。

また、お客さんや取引先にも理解してもらわなければなりません。

お客さんなどは変な空気を察するもので、
仲たがいしてイガイガした空気が漂っていたら
どこかに逃げてしまう可能性が高いでしょう。

こんな通過儀礼を、協力的にやれるか否かで、
成果は大きく変わってしまいます。

 

 

ある業界の人が
「仲たがいして別れた会社は、みんな潰れていった」と、
これまで見てきた実例から語っていました。

なんとなくそうなんだろうなと感覚的に思っていましたが、
やっぱりそうなってしまうものなのですね。

 

別れるまでは仲良くやりましょう。

 

〜お知らせ〜
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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰

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