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いざというときほど視野が狭くなる問題

着地戦略会の会員さんから、感想をいただきました。

奥村が企画した勉強会の動画を視聴した際のものです。

一部ご紹介させていただきます。


とても勉強になりました。


(技術的な話なので省略)

どうしても、ピンチになると、人間は視野狭窄に陥ってしまい、これしかない!と思い込んでしまいます。

視野狭窄に陥る前に、いろいろな方法があることを勉強しておくことが大切なのだろうと深く思いました。

これからも勉強させて頂きます。

本当に有り難うございました。



いただいた感想は、「まさに!」というポイントを突いています。


そうです。

本当に人とというものは、いざというときほど視野が狭くなります。


こう偉そうに語る奥村だって、きっとそうです。

ただ私は経営コンサルティングという仕事を通じて、視野が狭くなってしまった方を客観的に見る機会が、普通の人よりはるかに多くありました。


経験で得た結論として、この「いざというとき視野が狭くなる問題」への対策は、先に知恵や教訓や姿勢等を身につけておくしかありません。

本当にその知恵や教訓などが必要になったときに学ぼうと思っても、もう手遅れなのです。


「このまま進んだらまずいかも!」

「もっといい選択肢があるかもしれない!」

「早めにあの人に相談すべきかもしれない!」


こんな風に、いざというとき「!(ピン)」とくるようにしておくことが肝です。


ちなみに、古典や歴史を勉強しておく意義もそのあたりにあるような気がします。

私たちだって昔の人と同じ人間である以上、そこに書かれているようなことが起きる可能性は高いのですから。




少し宣伝になりますが、私が主宰する着地戦略会の狙いのひとつもそこにあります。


会の一番の目的は、たしかな相談相手を確保していただくことにあります。


しかし、それだけではありません。

勉強会やメルマガを通じ、なんらかの気付きを得ていただく機会も提供しようとしています。


そのとき聞いた話は、すぐに役に立たないかもしれません。


しかし、頭の中に一度入った知恵や教訓が、将来何かに出会った時に役に立つ。

こんな可能性はあるはずです。

なぜならば、数多く、かつ、いろんなタイプの案件に接する奥村が、会員さんの将来に役立ちそうなネタを抽出しているためです。



現代に生きる私たちは、大量の情報の洪水の中にいます。


個人的には、情報はたくさん入れればいいとは思っていません。

むしろ、情報量が多くなった今だからこそ、遮断する姿勢が大切ではないでしょうか。


一方で、どういう情報を求めるかも問われます。

会員さんからいただいたフィードバックに、ヒントがあるように感じています。


〜お知らせ〜
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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰

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