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相談について、徒然に

 

先日の分社がらみの案件でもそうでしたが、
僕のところに相談で来られる方は
他にも相談していたケースが結構あります。

正式に仕事をはじめてから
「実は、他の先生にも相談してました」
と恥ずかしそうに後で教えてくれることも。

他の先生の見解を聞き、
なんとなくピンとこないから次を探して
うちまでたどり着くパターンなのでしょう。

ダイレクトに来てくれれば、
お客さんの時間を節約できるのですが・・・

僕の知名度やマーケティングの力不足です。

 

 

目次

相談が機能しないパターンは?

 

どれぐらいの人が相談に満足や納得を
得られているのでしょうか。

不満なままあきらめているケースも多いのでしょうね。

相談を受けることを仕事としている身からすると、
不思議なことがよくあります。

「相談」について徒然に語らせてもらいます。

 

 

うまくいかない相談のひとつは、
変なところに相談しているケースです。

「その問題はその人じゃないでしょう」と
傍目に見ながら
ツッコミを入れたくなるようなことがあります。

それこそ皮膚科のお医者さんに
「最近胃腸の調子が悪くて・・・」と
相談をもちかけているようなミスマッチです。

 

 

以上のように相談相手がずれている場合もあれば、
相談相手のレベルを間違えている場合もあります。

戦略レベルの話か、
戦術、戦闘レベルの相談なのかということです。

戦略に問題があるのに、
戦術レベルの解決しかできない相手に
相談を持ち掛けてもまずうまくいかないでしょう。

 

もうちょっと分かりやすいた例で話します。

「キレイになって結婚したい」と
願う女性がいたとしましょう。

その人が普通のネイリストに相談をしたら
「じゃあネイルを美しくしましょう」
としかならないのです。

磨くべきポイントはネイルじゃなく、
もっと別にあるかもしれません。

でもネイリストはそこまでケアできないのです。

極端な例ですが、巷では結構あるパターンです。

 

 

「聞きたいことを聞こう」
としてしまう失敗も多いです。

自分が信じたい意見を
言ってくれる専門家と出会うまで
相談を渡り歩くお客さんがいます。

「できない」や「かなり難しい」という
意見には耳をふさぎます。

客観的な情報を得るより、
自分にとって都合がいい意見に出会うことが
目的となってしまっているパターンです。

しかし、自分に不都合なことを
言ってくれているアドバイスほど、
本当は正しいケースのほうが多いと思うのです。

 

 

思いつくまま書いてみました。

相談相手って難しいですよね。

どうやってその相手を見つければいいんだと
思った方もいらっしゃるかもしれません。

僕の場合、
知人から紹介されたお客さんとの
ミスマッチが多いと感じています。

インターネットなり、本なりで
僕のことを探してくれた
お客さんとはうまくいくものです。

ということは、楽をしようとしないで、
自分の足と目をつかって
探すことがポイントなのかもしれませんね。

〜お知らせ〜
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この記事を書いた人

奥村 聡(おくむら さとし)
事業承継デザイナー
これまで関わった会社は1000社以上。廃業、承継、売却・・・と、中小企業の社長に「おわらせ方」を指導してきました。NHKスペシャル大廃業時代で「会社のおくりびと」として取り上げられた神戸に住むコンサルタントです。
最新著書『社長、会社を継がせますか?廃業しますか?』
ゴールを見すえる社長のための会【着地戦略会】主宰

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